「気になる病院があるのに求人が公開されていない」
「自分から直接連絡してもいいの?」
などと考えていませんか?
公開求人がなくても転職できる可能性は十分にありますが、自分でいきなり病院へ直接連絡するのはリスクや負担が大きく、おすすめできません。そのため、まずは転職エージェントに「その病院の非公開求人がないか」を相談するのが安心です。
好条件の求人ほど一般には公開されず、エージェントだけが扱う非公開求人として動いていることが多いためです。
本記事では、公開求人と非公開求人の違い、求人が出ていない病院にアプローチする3つのルート、直接連絡のメリット・デメリット、エージェントを使うべき理由、併用時の注意点までを解説します。
読み終えるころには、自分に合った打診方法を落ち着いて選べるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
<本記事のまとめ>
- 公開求人が見当たらなくても、非公開求人の紹介や条件交渉で転職できる可能性は十分にある
- 自分で病院へ直接連絡する方法は、身バレ・特定の手間・交渉決裂のリスクが大きい
- まずはエージェントに「その病院の非公開求人の有無」を相談するのが安心
目次
【結論】求人が出ていなくても、直接連絡より「エージェント経由の非公開求人の相談」が安心

行きたい病院に公開求人が出ていなくても、転職できる可能性はあります。好条件の求人の多くは一般に公開されず、エージェントだけが扱う「非公開求人」として存在しているためです。
一方で、自分からいきなり病院へ直接連絡するのは、身バレ・特定の手間・交渉決裂といったリスクが大きく、あまりおすすめできません。
求人が出ていない病院に問い合わせても、採用枠がなければ断られて終わり、本命の病院であれば印象を損ねるおそれもあります。
そこでまず検討したいのが、転職エージェントに「この病院の非公開求人はないか」「希望に合う求人が出たら知らせてほしい」と相談する方法です。
希望条件を伝えておけば、新たに出た求人や非公開求人を紹介してもらえる場合があります。
医師の求人には「公開求人」と「非公開求人」がある

医師の求人は、情報の公開範囲によって大きく2つに分けられるのが特徴です。
- 公開求人:病院名・条件まで公開されている求人
- 非公開求人:施設名や詳細条件の一部が伏せられ、登録後に案内される求人
それぞれの違いを押さえておくと、求人が見当たらないときの動き方が見えてきます。
公開求人:病院名・条件まで公開されている求人
公開求人は、医療機関の施設名・住所・勤務条件まで公開されている求人です。
誰でも閲覧できるのが特徴で、エージェントが交渉を代行することもあれば、自分で病院にアポイントを取るケースもあります。
非公開求人:施設名が伏せられ、登録が前提の求人
非公開求人は、勤務条件はある程度記載されているものの、施設名や住所が伏せられている求人です。詳細を知るにはエージェントへの登録が前提となります。
非公開にする理由は、「好条件求人への応募殺到を避けたい」「診療部長・院長ポストや、産業医などの希少なポジションを採用したい」「自院の採用活動や経営戦略を他院に知られたくない」などさまざまです。非公開求人のなかには、好条件求人や希少ポジションが含まれることがあります。
実際、Dr.転職なびでは転職求人の約92%が会員限定の非公開求人として案内されています。
希望の病院に求人が出ていない場合に取れる3つのルート

希望の病院に求人が出ていないときにとれる方法は、主に次の3つがあります。
- 転職エージェントに非公開求人の有無を確認・相談する
- 大学医局・知人の人脈をたどる
- 自分で病院に直接連絡する
1. 転職エージェントに非公開求人の有無を確認・相談する
医師の転職先の探し方は、大きく「知人の紹介」「医療機関への直接コンタクト」「転職エージェントの活用」の3つに分けられます。特に近年は、エージェントの活用が主流です。
エージェントは一般に公開されない非公開求人を多数保有しています。
気になる病院名や希望条件を伝えて紹介可能な求人がないか相談でき、新たな求人が出た際に紹介を受けられることもあるのが魅力です。
2. 大学医局・知人の人脈をたどる
以前は「知人の人脈」が医師転職の主要ルートでした。大学医局の人事や同門のネットワーク経由で、公募に出ていないポストを紹介されることもあります。
ただし医局・知人ルートは、遠慮から条件交渉がしづらい、口約束になりやすいという弱点があります。
条件面は別途、書面で確認しておくことが望ましいでしょう。
3. 自分で病院に直接連絡する
求人が出ていない病院へ、自分で電話やメールで直接問い合わせる方法です。
可能ではありますが、後述のとおりメリットとデメリットを理解したうえで、慎重に判断する必要があります。
自分で病院に直接連絡するメリット・デメリット

自分で直接連絡する場合、知っておきたいのが次のメリットとデメリットです。
- メリット:仲介手数料の分だけ条件交渉の余地が生まれる場合がある
- デメリット:特定の手間・交渉決裂・身バレのリスク
メリット:仲介手数料の分だけ条件交渉の余地が生まれる場合がある
厚生労働省の資料では、医師・看護師の紹介手数料について、年収の20〜30%未満を請求している事例が最も多いとされています。直接契約ならその分が浮くため、理論上は給与の上乗せを交渉できる余地が生まれる可能性があります。
ただし、これはあくまで「余地が生まれる」だけで、給与の上昇が確定するわけではありません。
病院側にメリットがなければ交渉は決裂しますし、上がったとしても希望どおりの金額になるとは限らないのが実際のところです。
デメリット:特定の手間・交渉決裂・身バレのリスク
まず、そもそも非公開求人から病院を特定する作業自体が難しいという問題があります。医療機関数の多い都市部では特に特定が難しく、手間がかかるのが実情です。
また、直接交渉に失敗すると、提示前の条件で雇われるどころか「話自体がなかったこと」にされてしまう可能性があります。
本命の病院でいきなり直接交渉を仕掛けるのは避けたほうがよいでしょう。
さらに、直接問い合わせでは転職活動の情報が伝わる範囲を自分で管理しにくく、現職に知られたくない場合は注意が必要です。
エージェント経由であれば、本人の同意なく個人情報を開示しないため、身バレを避けやすくなります。
病院への連絡にエージェントを利用すべき理由とは

求人が出ていない病院にアプローチするなら、自分で直接連絡するよりも、エージェントを介すほうが安全で確実です。
理由は、エージェントが求人票には載りにくい職場情報や条件交渉の経験をもとに、医師本人に代わって条件確認・交渉を行い、口約束ではなく労働条件を書面化するサポートまでしてくれるためです。
医療機関とのやり取りはコンサルタントが代行し、本人の同意なく個人情報を開示しないため、医療機関から本人に直接連絡が入ることもありません。
身バレを避けながら相談できる点が、直接連絡との大きな違いです。
実際、エムステージエージェントの登録医師352名を対象としたWebアンケートでは、88.6%の医師が「転職での失敗を防ぐために、転職エージェントを活用することは有用」と回答しています。
Q:転職での失敗を防ぐために、転職エージェントを活用することは有用だと思いますか?

その理由として2番目に多かったのは、「条件の確認や交渉を代行してもらえる」ことでした。
また、同じ調査では、転職経験のある医師の約45%が「転職後に失敗したと感じたことがある」と回答しています(自社調査)。
Q:医師が転職後に「失敗した」と感じたこと(複数回答可)

後悔を防ぐには、職場の情報や条件の確認を十分に行うことが重要です。
直接連絡で一人ですべてを抱えるよりも、確認や交渉を任せられるエージェントの活用には大きな価値があります。
直接連絡・エージェント併用時の注意点は「バッティングを避けること」

直接連絡とエージェントを併用する場合、最も気をつけたいのが応募ルートのバッティング(重複)を避けることです。
エージェントから紹介された非公開求人の情報をもとに、裏で病院へ直接交渉するのは基本的にNGです。エージェントとの信頼関係を損ね、以後そのサービスで紹介を受けにくくなる可能性があります。
複数のエージェントを併用する場合も、同じ求人に二重で応募が走らないよう、検討中の病院名を各担当に伝えておきましょう。
直接応募とエージェント経由を同じ病院に並行させると、採用側で応募ルートが重複し、「誰の紹介か」「手数料の有無」が不明確になって心証を損ねます。窓口は1本に絞るのが原則です。
医師の求人の直接連絡に関するよくある質問

求人が出ていない病院に「働きたい」と直接問い合わせてもいい?
可能ではありますが、身バレや交渉決裂のリスクがあります。
まずはエージェントに、その病院の非公開求人の有無を確認してもらうほうが安心です。
希望の病院の公開求人が見つからない場合は?
公開求人が見当たらなくても、非公開求人や新たに出る求人として紹介を受けられることがあるため、気になる病院はエージェントに相談する価値があります。
掲載が終了した後に改めて募集が動くかどうかは病院の状況によるので、自己判断せず、エージェントに確認してもらうとよいでしょう。
直接応募とエージェント経由では、年収はどちらが高い?
基本的には変わらないケースが多いです。エージェントを介しても、医師の提示給与が下がるわけではありません。
【まとめ】求人が出ていなくてもチャンスはある!非公開求人は「エムステージエージェント」へ

行きたい病院に公開求人がなくても、非公開求人の紹介や条件交渉で道が開けることは少なくありません。
- 自分で直接連絡する方法はリスクや負担が大きいため、まずはエージェントに非公開求人の有無を確認・相談するのが安心
- 直接連絡とエージェントを併用するときは、応募ルートのバッティングを避け、窓口を1本に絞る
- 気になる病院がある段階から相談しておくと、新たな求人や非公開求人を紹介してもらいやすい
エムステージエージェントが扱う転職求人は、約92%が非公開求人です。
登録・相談・利用はすべて無料で、医療経営士の資格をもつ専任コンサルタントが、医療機関への確認・条件交渉まで代行します。
情報セキュリティISMSを取得し、現職に知られずに希望の病院・条件を相談できるため、気になる病院がある段階からお気軽にご相談ください。転職を検討されている先生はぜひ以下のフォームからご相談ください。