医師の面接日程の調整は、なるべく早い日時に設定するのがおすすめです。理由は、急募となる求人ほど、対応が遅れると枠が埋まってしまうおそれがあるためです。
本記事では、医師の面接日程の決め方や日程が遅くなる場合の対応策、ケース別のメール例文などを解説します。
<本記事のまとめ>
- 面接日程は、入職希望日から逆算して早めに設定するのが重要
- 採用側はスピードを重視するため、打診を受けたら1~2週間以内を目安に日程を出す
- 遅くなる場合は正直に事情を伝えつつ、こちらからの連絡で接点を維持するのが大事
- 多忙で日程管理が難しい医師は、調整をエージェントに代行してもらうのがおすすめ
目次
医師の転職活動スケジュールにおける面接の位置づけ

医師の転職活動は、以下の流れで進みます。
- 希望条件の整理
- 情報収集
- 応募
- 面接・院内見学
- 内定・条件交渉
- 退職・引継ぎ
このうち面接は、合否を分ける中盤の山場にあたります。全体のスケジュール感としては、約半年から遅くとも1年ほどを見ておきましょう。
Dr.転職なびが医師98名に実施した調査では、55.1%が転職活動の開始から半年以内に転職を完了していました。
Q:今回の転職活動を始めてから入職までの期間はどれくらいでしたか?

一方で、医師は退職交渉や引継ぎに時間がかかります。そのため、入職希望日から逆算して、引継ぎ期間を考慮しつつ、早めに動くことが大切です。
面接日程だけを切り離さず、転職活動全体の進行を止めない意識で日程を組みましょう。
【結論】医師の転職面接の日程は早めが有利

医師の転職面接の日程は、早めに設定するほど有利です。
医師数の少ないクリニックでは、欠員に伴う急募の採用が珍しくありません。医療業界は慢性的な人材不足も相まって、その傾向が強いです。
採用側も売り手市場と認識しており、スピード感を意識しています。こうした実態から、早く面接に進んだほうが、他の候補者に枠を取られにくいといえます。
打診を受けたら、できるだけ早い日程(目安として1〜2週間以内)で返信するのが望ましいでしょう。
面接日程を打診されたときの返し方

採用側はスピードを重視するため、面接日程を打診されたら、できるだけ早く返信しましょう。返信の速さは、意欲のアピールにもつながります。
その際は希望日は1つに絞らず、最短の候補日を複数提示しましょう。そうすると相手が調整しやすく、日程が早く確定します。
「いつでもいい」と相手任せにせず、応募者側から日程を提示するのがポイントです。もし日程に迷ったら、転職エージェントに相談し、調整を任せるとスピーディーに進みます。
当直やオンコールで日程が遅くなる場合の対応策2選

当直やオンコールで日程が遅くなる場合は、以下2つの対応策を打ちましょう。
- 事情を正直に伝える
- Web面談(オンライン面談)で接点を先に作る
1. 事情を正直に伝える
日程をぼかして伝えるより「当直の都合により、最短がこの日になる」と正直に伝えるのが得策です。
仕事に責任を持つ姿は、誠実さとして好意的に受け取られます。オンコールや引継ぎなど、具体的な理由と熱意をセットで伝えると、単に「都合がつかない」とは受け取られにくくなります。
なお、嘘やごまかしは避けましょう。後で予定変更が重なると、かえって信頼を損ねてしまいます。
2. Web面談(オンライン面談)で接点を先に作る
オンライン面接は移動を伴わず日程調整がしやすく、対面よりハードルが低いため、採用側も活用を進めています。
現地面接は後日でも、まずWeb面談などで先に接点を作っておくと機会を逃しにくくなります。当直明けの夕方など、スキマ時間に短時間オンラインで挨拶するだけでも、接触を早められます。
オンライン面談の打診は、多忙な医師にとって現実的な手段といえるでしょう。
なお、エムステージエージェントでは医師向けのオンラインキャリアカウンセリングを実施しています。こちらで相談しつつ、オンライン面談の雰囲気に慣れておくのもおすすめです。
医師の面接日程を伝えるメール例文をケース別に紹介

医師が面接日程を伝える際のメール例文を、以下の3つのケース別に紹介します。
- 最短日程を提示する場合
- 当直などで日程が遅くなる場合
- やむを得ずリスケ(日程変更)する場合
最短日程を提示する場合
返信は、受け取ったその日のうちに送るのが理想です。候補日を2〜3つこちら側から提示し、相手が選びやすい形にしましょう。
以下の例文を参考に、返信を行ってください。
面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。ぜひ前向きにお話を伺いたく存じます。
直近では、下記の日程が可能です。
・○月○日(○)終日
・○月○日(○)午後
・○月○日(○)夕方以降
ご都合のよい日時をお知らせいただけますと幸いです。
応募者側から提示することで、熱意が伝わりやすくなります。
当直などで日程が遅くなる場合
遅くなる理由をぼかさず正直に伝え「本当は早く伺いたい」という熱意を添えましょう。現地が後日になるなら、先にオンライン面談を打診して接点を作るのが有効です。
ぜひ貴院でお話を伺いたいのですが、現在の勤務(当直・主治医としての対応)の都合上、面接の最短日程が○月○日以降となります。
もし可能でしたら、それ以前に一度オンラインでご挨拶の機会をいただくことはできますでしょうか。
ご検討いただけますと幸いです。
連絡は積極的に取り、接点を維持することを心がけてください。
やむを得ずリスケ(日程変更)する場合
急なオンコールなどで変更が必要になったら、気づいた時点ですぐ連絡しましょう。お詫びと代替の候補日をセットで提示し、誠意を示すことが大切です。
○月○日に面接のお約束をいただいておりましたが、急遽勤務先での対応が入り、誠に恐縮ながら日程の変更をお願いできればと存じます。
あらためて、下記の日程はいかがでしょうか。
・○月○日(○)
・○月○日(○)
ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
なお、いずれのケースも、エージェント経由なら文面の作成から送信のタイミングまで相談・代行してもらえます。
医師の面接後、合否はいつ出る?スピード感の目安

面接後の結果連絡は、早ければ面接当日中、遅くとも2週間以内が目安です。採用側も、スピードを重視する傾向にあります。
連絡の流れとしては、電話で連絡があり、後日書面で雇用条件が提示されるパターンが多くなっています。提示された待遇面は、しっかり確認しましょう。
口頭の約束だけで進めると、入職後に条件の齟齬が生じやすいため注意が必要です。もし内定保留や辞退を行う場合は、できるだけ早く連絡してください。
また、現職への退職交渉は原則として内定承諾後に行います。ただし、医師は引継ぎ期間が長いため、内定後の手続きと退職準備を並行して進めるのがおすすめです。
合否が早く出る分、こちらの返答も素早くできるよう、意思決定の軸を事前に整理しておきましょう。
面接の日程調整はエージェントに代行してもらうのが安全

直接応募で自分から日程提示を遅らせると、熱意を疑われることがあります。その点、エージェントを挟めば、調整役のクッションになってくれます。
待遇や勤務形態の条件は、面接前に書面やコンサルタント経由で調整し、面接は人となりや相性の確認に使うのが、採用側にとっても理想的です。
急なオンコールでのリスケ・日程変更も、エージェントが代行すれば角が立たずに進められます。
エムステージエージェントの独自調査でも、90.6%が「転職の失敗を防ぐために転職エージェントを利用することは役立つ」と回答しています。
Q:医師が転職での「失敗」を防ぐために、転職エージェントを利用することは役立つと思いますか?

多忙で自力調整が難しい医師の方ほど、第三者に任せるメリットは大きくなります。ぜひ、お気軽にエムステージエージェントにご相談ください。
医師の面接日程に関するよくある質問

医師の面接日程に関して、よくある質問にお答えします。
面接日程は打診から何日以内に設定するのが理想的?
明確な決まりはありませんが、1~2週間以内の連絡が望ましいです。
医師数の少ない地方のクリニックなどでは、欠員による急募も珍しくありません。そのため、遅れるほど枠を逃す可能性があります。
直近が難しければ、まずWeb面談で接点を作るなど、接触を早めるのが有効です。
当直で直近の面接へ行けないとマイナス評価になる?
正直に「仕事の都合で最短がこの日」と伝えれば誠実さとして受け取られやすいため、過度な心配は不要です。
曖昧にせず、具体的な理由と熱意を添えましょう。都合がつかないと判明した時点で、早めかつ誠実な連絡を心がけることが大切です。
一度決めた面接をリスケすると不利になる?
急なオンコールなどのやむを得ない事情であれば、早めかつ誠実に連絡することで大きな問題にはなりにくいです。
ただし、ぎりぎりの連絡や無断での変更は避けましょう。リスケの連絡は、エージェントに代行してもらうと角が立たずに調整できます。
第一志望でない病院の日程は後回しでよい?
急募求人では、後回しにすると枠が埋まることもあるため、なるべく後回しは避けましょう。志望度の高低にかかわらず、打診には早めに返信するのが基本です。
複数応募の優先順位や日程の組み方は、エージェントに相談することで、一緒に最適な調整ができます。
院内見学の日程はいつ設定すべき?
院内見学は面接に続いて、そのまま行われるケースが多く見られます。基本的には、面接とセットで日程を組むのが一般的です。
院内見学も、実質的な評価の場となります。面接同様、早めに設定するのが望ましいでしょう。
面接当日はどれくらい時間を空けておくべき?
面接の所要時間は医療施設によって異なり、短時間で終わる場合もあれば、じっくり面談するケースもあります。院内見学を兼ねる場合は、面談と見学を合わせて半日程度をみておくと安心です。
当直明けに無理に詰め込むと、疲労でパフォーマンスが落ちやすくなります。移動時間も含め、余裕を持った日程にしましょう。
直前まで予定が読めないときは、エージェント経由で伝えて、時間に余裕のある枠で調整してもらうのがおすすめです。
【まとめ】医師の面接日程は転職エージェント経由で調整するのがおすすめ

医師の転職面接は、できるだけ早い日程で設定するほど有利です。当直やオンコールで都合がつかない場合も、正直に事情を伝えつつ、先にWeb面談などで接点を作ることで、機会を逃しにくくなります。
とはいえ、多忙な医師が自力で日程を管理するのは負担が大きいものです。
「エムステージエージェント」では、面接の日程調整やリスケの連絡から、言い出しにくい条件交渉の代行まで、専任コンサルタントが一貫してサポートします。
面接日程の調整に不安を感じている先生は、ぜひ以下のフォームからお気軽にご相談ください。